【データベーススペシャリスト】合格体験記

ビジネス

データベーススペシャリスト試験に合格したのでその時のあれこれについてまとめていきたいと思います。

前提

  • 基本情報技術者試験合格済み
  • 応用情報技術者試験合格済み
  • DBの実務経験なし

データベーススペシャリスト試験とは?

データベースに関する試験で、IPAが実施している国家試験「情報処理技術者試験」の1つで、高度試験に該当するものです。合格率は20%を切る難しい試験です。

試験概要

午前I、午前Ⅱ、午後Ⅰ、午後Ⅱの計4つの試験で構成されています。その内午後Ⅰ試験は以下3つのいずれかの条件を満たせば免除することができます。私はデータベーススペシャリストの受験前に応用情報技術者試験(AP)に合格していたので午前Ⅰ試験を免除することができました。

①応用情報技術者試験(AP)に合格

②情報処理技術者試験の高度試験、情報処理安全確保支援士試験のいずれかに合格

③情報処理技術者試験の高度試験、情報処理安全確保支援士試験の午前Ⅰ試験で基準点以上の成績をとる

*免除申請が可能となる期間が決まっているのと、試験申し込み時に申請する必要があるのでご注意ください。

午前Ⅰ

試験時間

9:30~10:20(50分)出題形式

多肢選択式(四肢択一)出題数・解答数

  • 出題数:30問
  • 解答数:30問

午前Ⅱ

試験時間

10:50~11:30(40分)出題形式

多肢選択式(四肢択一)出題数・解答数

  • 出題数:25問
  • 解答数:25問

午後Ⅰ

試験時間

12:30~14:00(90分)出題形式

記述式出題数・解答数

  • 出題数:3問
  • 解答数:2問

午後Ⅱ

試験時間

14:30~16:30(120分)出題形式

記述式出題数・解答数

  • 出題数:2問
  • 解答数:1問

勉強方法

利用教材

私は午前試験は過去問道場(https://www.db-siken.com/dbkakomon.php)、午後試験は「情報処理教科書 データベーススペシャリスト 2022年度版」を利用して対策を行いました。「情報処理教科書 データベーススペシャリスト」は過去問を約20年分ダウンロードすることができるのでたくさん問題を解くことができるのでおすすめです。

情報処理教科書 データベーススペシャリスト
各試験対策

午前試験は多肢選択式なので基本情報技術者試験や応用情報技術者試験と基本的な対策の仕方は変わりません。過去問を8割、9割解けるようになるまで繰り返し解きます。答えの暗記ではなく根拠を持って回答を選択できるようにしておくことが大事です。(午前I試験は免除だったので特に触れません。)午前Ⅱ試験の問題演習としては過去問道場を年度別に過去から全て解いていきました。私は2周くらいは解いたような気がします。

午後I試験の対策としては、過去問を約20年分遡って1周したのと、試験1ヶ月前に過去3年分くらいを感覚を取り戻すためにやりました。この試験は3問ある中から2問選択して回答する形式となっています。過去問を取り組む前に確認したのが、どの分野の問題が自分にとって解きやすいのかということです。それを持って自分の得意な分野を先に解けるようにしておくことで、効率良く得点できるようになります。

午後Ⅱ試験は、午後I試験同様に過去問を約20年分遡って1周しました。この試験に関しても午後Ⅰ試験と同様に解く前に試験の傾向を分析しました。午後Ⅱ試験は2問あるうちから1つ選択して回答することになります。そのうち1つは「物理設計」に関する問題、もう1つは「概念データモデルと関係スキーマ」に関する問題が出題される傾向が多いです。こちらについても最初にやるべきことは過去3年分を解いてどちらが自分にとって解きやすい問題か把握することです。私は「概念データモデルと関係スキーマ」に関する問題を解く方が解きやすいと感じたのでこちらをメインで過去問を解いて対策していきました。ただ、昨年までは出題されたのに今年になって出題傾向が変わって解こうと思っていた分野が出なかったリスクを避けるために、「物理設計」の方も時間はかかるが解けるくらいのレベル感にはしておきました。

試験結果

試験結果は以下の通りでした。どの試験も7割~8割取れていたので余裕を持って合格できました。勉強期間としては4月に書籍を購入して10月に受験したので6ヶ月間くらいやってました。

まとめ

基本情報技術者試験、応用情報技術者試験に続いて高度試験に該当するデータベーススペシャリスト試験にも合格することができました。一旦、高度試験まで取ることができたので満足はしているのですが、気が向いたら別の高度試験にもチャレンジしていきたいと思います。

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